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中学生の冬休みに勉強すべき内容

中学生の冬休みに勉強すべき内容
こんにちは、こんばんは。学習塾Study atの塾長です。

今回は、中学生の冬休みに勉強すべき内容についてお話ししていきます。

冬休みは宿題をやるだけでなく、他にも勉強すべきことがたくさんあります。この休み期間の勉強内容によって、学力に大きな差がでるのは間違いありません。特に、中学生は学習する内容が多いです。日々すべての科目の復習はできないでしょう。だからこそ、長期休み期間でできていない復習を行うことが大事です。このタイミングを逃してしまうと、どんどん先延ばしとなります。その結果、忘れてしまって再度学びなおすことになります。これは、同じことを2度行うため勿体ないですよね。

特に、苦手科目は後回しにしていませんか?苦手科目を長期休みで時間を作り、きちんと復習をすることが大事です。苦手科目ほど、勉強を後回しにして、その時その時に学校で学習した内容を忘れてしまうからです。この状態を受験まで先延ばしにしていてはいけません。この先、さらに学習することが増えます。そうなれば、復習することも増えます。ということは、勉強時間も足りなくなる可能性があるということです。勉強は余裕があるうちにきちんとやっておくことが一番大事です。

多くの生徒さんは、テストに近づいてきて焦り始めたり、受験に近づいてきて焦り始めます。それは、ずっとサボってきたから、考えることを放棄してきたからです。中学3年生に上がるまでにテストは何回あるでしょうか?定期テストだけでも、10回ほどありますよね。毎回毎回、焦っている方いませんか?それは、改善しようと意識できてない証拠です。目先のことを優先して、後のことを全く考えることができていません。「私毎回テスト週間に焦ってるな、もう少し日々の復習をがんばろうかな」と考えることができるようにしましょう。

 

まずは簡単なことで大丈夫です。全ての科目で、学校で習った内容を全て毎日復習することは、今までそれをしてきた子しかできません。そのため、まずは簡単なことを行いましょう。

英語が苦手であれば、毎日5個単語を覚える。これだけでも、5×30日で月150個覚えることができます。

数学が苦手であれば、毎日教科書例題1問とその練習問題を解く。これだけでも、毎日行っていたら定期テスト範囲をきちんと復習することができるでしょう。

社会が苦手であれば、毎日社会の教科書1ページ読むなど。それだけでも、学校で学習した内容を振り返ることになります。

理科が苦手であれば、毎日理科のワークで5問を解く

国語が苦手であれば、週に2回今学習している話を読む。

など

やることを、週単位、日単位で決めておくと、その日その日でやるべきことが決まっているため、やりやすいです。

一番難しいのは、それを継続していくことです。継続していくために必要なのが、記録と目標設定かなと思います。記録を付けることでやりがいを感じることができます。目標を決めることで、自分を律する力となります。

では、本題の中学生が冬休みに勉強すべき内容をお話ししていきます。

もちろん、先ほど述べたことを冬休みに行うことも良いでしょう。しかし、せっかく、時間がある休みなので、なにか一つ目標を立てて勉強できると良いでしょう。

学年別でご紹介していきます。

〇中学1年生

行ってほしいのは、数学と英語の復習です。中学生になってから、数学と英語が特に難しくなります。数学は文字を使った計算、文章問題。英語はbe動詞、一般動詞、疑問形などこれからずっと使われていく知識を学習します。これらは、すべて覚えないといけません。基礎中の基礎でもあり、この内容を含めた内容を今後ずっと学習していくからです。数学と英語は今まで学習した内容を一通り復習しましょう。

数学:学校の教科書の例題と練習問題を解き進めましょう。章末問題のみでも良いでしょう。

英語:冬休みのワークがあれば、それを使い自力で解けるまで繰り返しましょう。また、英単語をすべて書けるようにしましょう。

 

〇中学2年生

中学2年生の冬休みは、受験生になる直前です。あと少しで受験生となります。受験生になってから、やりたくないこと、きつくなりそうなことを、この冬休みで勉強することがおすすめです。

受験生になってからきついことはおそらく、苦手科目の勉強ではないでしょうか。苦手科目をこの冬休みの時期に重点的に勉強を行い、少しでも自力で解ける問題が増えることで、自身に繋がり、勉強のモチベーションが上がります。この流れが、一番理想です。受験生を良いスタートダッシュを切りましょう。

 

〇中学3年生

高校入試まで残り少しです。この冬休みは過去問演習を行うことがおすすめです。受験勉強の醍醐味といえる過去問演習を冬休みに行いましょう。これを、受験の本当に直前ではなく、冬休みに行うことがベストです。冬休みに過去問を解き、自分の現時点での学力をしりましょう。その後、過去問で自分ができない内容が明確になります。その点を残りの期間で重点的に勉強します。

また、理科、社会、国語(漢字、慣用句)、英語(単語、熟語)などの暗記科目を再度暗記していきましょう。覚えていたら解ける問題が多いです。そのため、得点UPに繋がりやすいです。

 

今回は以上です。冬休みに入ってから勉強することを決めるのではなく、その前に決めておくことで、だらだら時間が過ぎてしまうことを防ぐことができます。勉強頑張りましょう。