Study at 西尾での授業風景

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当塾の授業方針

当塾の授業方針

こんにちは。こんばんは。

学習塾 Study at 塾長です。

今回お届けする内容は、「当塾の授業方針」です。

私は今まで講師として小学生~高校生まで指導をしてきました。

その中でよくある状況が、学年を超えて分からないことが多くなっている状況です。

例えば、中学2年生の子が、中学1年生のころに学習する数学の内容が分かっていない状況などです。

直近のテストで、連立方程式の内容が出題されることが分かっています。そのため、連立方程式の内容を勉強しようとする中学2年生がいるとします。

しかし、この子は、中学1年生で学習する方程式の内容がまだ分かっていない状況です。

テストも近いことから中学1年生の内容を勉強したいとは思いません。

そのため、連立方程式の内容を頑張って勉強しようとします。

ですが、ほとんど、分からない状況なので、先生に質問しながら、もしくは一緒に解きながらでなければ、まったく進めることができません。

この状況で、先生と一緒に解きながら勉強を進めてて、本当に解けるようになるのか?テストで解けるのか?

答えは、「なりません」

残念なことに、どれだけ、先生に質問したり、一緒に解きながら進めていっても、この状況では解けるようになりません。

 

重要なことは、解けない原因を改善することです。全く分からない問題(一つの単元の中の練習問題をすべて分からない状況)を、先生と一緒に解くことは学力が上がるための勉強とは言えません。

それでは、なかなか学力は向上しないです。根本的な改善をしなければいけません。

今回の場合は、中学1年生の学習内容(方程式)に戻って勉強することが必要です。

実際に戻って復習をすると、さらに前の単元の内容(文字式、正負の計算)もあまりできていない状況でした。この状態で、連立方程式の内容を進めようとすることは間違っています。

中学1年生の学習内容をすべて省いて、いきなり2年生の学習内容を進めているのと同じです。

特に数学など、学習内容につながりがある科目は順を追って勉強しなければ全くできるようになりません。

分からない内容がどんどん積み重なっていきます。それに伴い、分かる内容はどんどん減っていき、最終的には何一つ分からない状況になります。

 

勉強した結果、何一つ分かっていない状況って怖くないですか?

ですが、現時点であなたのお子さんに起きている状況はこれです。

学校で授業を受けます。先生は学習内容を説明してくれています。生徒は聞いてます。

しかし、あなたのお子さんは何一つ分かっていない状況です。

この状況を塾でも起きてしまったら、塾に通う意味がありません。

だからこそ、当塾の授業方針は、割り切って学年を超えて学び直したり、きちんと前の単元に戻って復習をすることにしています。

テストがもうすぐあるから、テスト範囲の内容をやってほしいという気持ちはとても分かります。

しかし、それではテストで解けるようになりません。どれだけ、先生が説明して、一緒に解いても、おそらくテストで解けるようになりません。

きちんと、前の単元に戻り復習をした上で、テスト範囲の内容を学習することが重要です。

特に、数学で30点前後の点数を取っている方は、前の学年の内容から復習をするべきかなと思います。

 

今回は以上です。