勉強は量と質どちらが大事!?
こんにちは。こんばんは。
学習塾 Study atの柄澤です。
今回お届けする内容は、「勉強は量と質どちらが大事!?」かについてです。
勉強は量と質どちらが大事かというと、どちらも大事です。
人それぞれの基準があるからこそ、このような疑問が生まれます。
あなたがこれくらいやるべきと感じている勉強量とクラスの隣の席の人が感じている勉強量は違います。
勉強量ってどれくらいやらなければいけないの?という質問がよくあります。
正解はありません。勉強量が多いこともいいとは思わないし、少なくてもいいとも思いません。
すべては、結果次第だと思います。
最も、いい状況は少ない時間でテストでいい結果を出すことです。隣の席の子が3時間毎日勉強して数学のテストで90点を取れているのであれば、あなたは毎日2時間勉強して数学の同じテストで95点をとれていると、いい状況だなと思います。勉強の質が高いと判断もできます。
もちろん、それまでの勉強量にもよります。今まで全く勉強していなくて、知識がない状態で勉強をし始めたなら、相当な勉強量は必要になるでしょう。そして、今まで勉強してきたことがないことから、勉強の質もあまり良くないでしょう。そのため、相当勉強量を増やす必要があります。
コツコツ勉強してきた人と同じ成績を取りたいのであれば、そのコツコツ勉強してきた時間分をこれからの時間で補っていかなければいけません。
勉強量で例を言うと、
Aさんは8月に毎日1時間コツコツ勉強してきました。→勉強時間は31時間です。
Bさんは8月の半分は全て遊びに使い、のこり半分で勉強をしました。Aさんと同じ勉強時間にするためには単純に毎日2時間勉強しなければいけません。
中学1年生のころに、全く勉強してこなかった方が、中学2年生から勉強をし始めるとしたら、どうでしょうか?
中学1年生からコツコツ勉強して平均点を超えられる点数を取れている方と同じ学力を中学2年生から身につけようと考えたら、コツコツ勉強を頑張ってきた方の2倍は勉強量を積まなければいけないでしょう。しかも、それを短期間に成し遂げたいのであれば、2倍どころか何十倍と勉強をしなければいけないかもしれません。
しかし、多くの子は、そこまでいきなり勉強量を増やせません。むしろ、こつこつ勉強してきている方より少ない勉強時間しかできないことが多いです。
今までサボってきた分を挽回するためには相当な努力が必要になります。平均点を取りたいなどの目標を達成するためには、その点数を取れている方の倍以上は勉強量をしなければいけないと考えてください。それだけ、今までさぼってきたんです。
簡単には点数は上がりません。それを自覚できている方が少ないと感じます。
最後に、この先もさらにサボるともっと大変になります。サボると今後の選択肢は狭まると考えてください。あなたの中がいい友達とどんどん差が広がり、大人になってからその差を自覚するようになり、後悔になります。「もっと勉強しておけばよかった」と。そうならないように、今すぐ勉強を頑張りましょう。
勉強は大人になってからも続きますよ!?学生の間は周りの人が「勉強しなさい」と言ってくれます。これはありがたいことなんです。しかし、大人になってからは、何も言われません。能力がない方はどんどん切られます。
自分の好きな趣味を活かすのも、勉強です。勉強しなければ、何も成長できません。
勉強は量と質どちらが大事か?→どちらも大事です。
私としては、まずは量をできるようになるといいかなと思います。基本的に、量が全く足りていない子の方が多いからです。特に、中学生の頃は量のみ考えたらいいかなと思います。質を考えるのは高校、むしろそれ以上の方が考えるべきですし、考えられるように成長が求められます。
勉強の質とは何か?→勉強時間を減らして、同じ成績を取れるようになった時に変化したことです。
質というものを具体的にすることは難しいです。
勉強をだらだら行っていて質が悪いと言っている方は、それは質ではなく根本的には勉強量が減っているだけです。
私は「だらだら」というのは質に関しているとはあまり考えません。勉強時間が短くなっていると考えています。
私が考える質というのは、勉強している際の意識的な部分かなと考えます。
例えば、問題を解いて、丸付けをして、間違えた問題は解答解説を見て理解して、再度解き直す。そして、自力で解けたかを必ず確認する。さらに、週末にも復習したいから復習タイミングをメモして実行する。
模試や入試でその知識を使って解けるようになっていることを考えて勉強するなど
ここまで意識をもって勉強できているかが質に関するかなと考えます。
私が数学の定期テストで高得点を取り続けることができたのは、ここまで意識して勉強していたからです。ただ、量をこなせばいいだけではなく、目標を達成するために、どのような状況に自分がなっていないといけないのかを考えながら勉強することが大切です。そして、それが質かなと思います。
多くの人は勉強の質が悪いと言いますが、「質」という言葉でひとくくりにせずに、もう少し具体的にすることが重要ですね。
今回は以上です。夏終わりだからこそ、自分の今までを振り返り変わるチャンスです。この記事を読んだことをきっかけにできたらいいです。