理科のテスト勉強方法は?
こんにちは。こんばんは。
学習塾Study atの柄澤です。
今回お届けする内容は「理科のテスト勉強方法」です。
中学生の子で理科の勉強ってどうやればいいのか分からないという方が多いです。
勉強方法には正解がありません。しかし、効率の良い勉強方法はあります。
みなさんが知りたいのは、効率の良い勉強方法ではないでしょうか。
無駄なことをしたくないと思ったり、この勉強をして本当にテストでいい点数を取れるようになるのか心配だからこそ、勉強をどうやればいいのか悩むのだと思います。
私がよくお伝えすることは「勉強方法はどうやればいいのかを考えるのではなく、「いつ」「何を」するのかを考えましょう」です。
「どうやればいいのか」をもう少し具体的に分けていくと、
勉強はいつやるのか、何をするのか、に分けることができます。
さらに、「いつやるのか」に関しては、初めて学習するのはいつなのか、復習をするのはいつなのか、予習をするのはいつなのかなどに分けることができます。
「何をするのか」に関しては、学校の教科書を読むのか、問題を解くのか、塾の授業を受けるのか、復習?予習?映像授業?市販のドリル?など色々あります。
多くの生徒はこれらのことを既に知っていると思います。何をすればいいのか分からないのではなく、「始めることができない」のだと感じます。
定期テストでは、課題が出されます。課題と聞くと、やらなければと思い、課題を解き始めると思います。これは既に勉強です。
だからこそ何をすればいいのか分からないというのはおかしいです。
次のように質問できるようになると現状から更に一歩成長できるでしょう。
勉強をどうやれば、テストで100点を取れますか?平均点を取れますか?高得点を取れますか?全科目平均80点を取れますか?など、目標があり、それを達成するためにどう勉強すればいいのかはある程度目安だったり、今までの生徒を見てきて傾向がわかります。そのため、何をすればいいのか、お伝えすることが可能です。
今回は理科のテスト勉強方法でテスト週間に行うべきことをお伝えします。
以下の内容をやり切ることで、80点以上を取れる可能性が高まります。
学校課題をテスト週間(1週間)内に3回は解き直しましょう。
解き直すということなので、1番初めに解くのは回数には含まれません。
初回:課題を出す必要があるためやりましょう。課題をやり始める前にコピーを残しておくと良いでしょう。書き込んでしまったら解き直すことができません。
初回は授業で学習した後に復習などをしていない場合は覚えていないことや忘れてしまっていることが多いため、解答を見ながら解き進めて、問題と解答を確認することでも大丈夫です。
よくある悪い例は課題をコツコツ(調べながら解く)進めており、課題をやっただけで終わってしまうパターンです。これでは、演習量が足りず、テストで解けるようにはなりません。1っ発で覚えることができる人は中々いません。あなた自身もそれができるとは思っていないと思います。だからこそ、課題は早く終わらせることが大切です。
1~3回繰り返す:1回目は何も見ずに全て解き進めてみましょう。その際に解けない問題はどんどん飛ばして、問題番号に赤バツチェックを付けていきましょう。2回目、3回目は赤バツチェックのみを解いていきましょう。1回目と2回目、3回目は数日空けて行うと記憶の定着率が上がります。
2回目、3回目を行った日は、その日の内に一度は自力で答えることができたという状態を目指しましょう。
これはどういう意味かというと、例えば1日に10個の漢字を覚えることをするとします。
最初は書けないと思いますが、数分、漢字を繰り返し書いていると、最終的には何も見ずに10個の漢字を書くことができると思います。
この状態を理科の問題集でも同じように行うことが大切です。
今回は以上です。
後はやるかやらないかです。
みなさん、初めから完璧を求めすぎようとして考えすぎてしまいます。理科の科目だけに時間を使えない。他の科目もある...。塾の先生の立場から言っていいものかわかりませんが、まずは一科目だけでも頑張ってみるといいでしょう。それ以外の科目は時間に余裕があればでいいです。他っておいてもいいでしょう。全科目頑張ろうとするからこそ、全てが中途半端になります。この中途半端な状態をいつまで続けますか?割り切ってまずは、1科目から80点以上を目指してみるといいでしょう。