ピアノと勉強の両立で相乗効果を期待!!
こんにちは。こんばんは。
学習塾Study at塾長です。
今回お届けする内容は「ピアノと勉強の両立」についてです。
小学生、中学生の子でピアノを習っている方が多いです。その子たちはよく「ピアノのレッスンがあって勉強ができない」と言います。
当塾の方針としては、ピアノも勉強も頑張ることです。
「ピアノのレッスンがあって勉強ができない」という子は、最優先事項にピアノがあります。おそらく、親御様も勉強よりピアノの方が優先度を高めに意識していると思います。
しかし、勉強をやらないということはできません。
親御様はなぜピアノを小さいころから習わせたのでしょうか?
・絶対音感を身につけるため?
・子供がやりたいと言ったから?
・ピアニストになってほしい?
・頭がよくなりそうだから?
いろいろな、目的があると思います。
お子さんのためになると思ってピアノを習わせていると思います。そのため、「ピアノのみを優先すること」「途中でピアノをやめてしまう」ことを選択しないでほしいです。「お子さんのため」を考えてください。
以下にピアノを習っているお子さんにおすすめの勉強法を紹介します。
勉強の進め方
ピアノ30分→勉強30分→ピアノ30分→勉強30分
ピアノと勉強を交互に行うことで、相乗的な成果を狙うことができます。
この学習の流れは、基礎力・勉強能力を磨くことができます。
メリットがたくさんあります。
①ピアノレッスンで頭を慣らすことにより、段階的に勉強に入ることができる。
ピアノと勉強を一つのセットとして考えます。
勉強よりも没頭しやすく集中しやすいピアノから始め、その直後に勉強に切り替えることで勉強モードに切り替えやすくなります。
②集中力・記憶力・理解力がUP
好きな曲の演奏→集中力・記憶力・理解力が上がります。
これらは学習効率の向上に役立ちます!
好きな曲を美しく奏でるためには、「鍵盤・音・楽譜・リズムなどを暗記する記憶力、真似して弾こうとする理解力、曲を演奏しきるための集中力」が必要です。
無駄のない質の高い勉強をするためには「英単語・文法等を暗記する記憶力、その行為の意義を理解する理解力、適切な時間で課題をこなすための集中力といった勉強力」が必要です。
ピアノと勉強は共通する部分があるからこそお互いに高めあえることができます。
③時間を忘れるほどの集中力
好きなこと、楽しいこと、没頭しやすいことに取り組むときは、時間を忘れるほどの集中力を発揮します。
しかし、勉強となると、没頭にはほど遠く、勉強時間が増えるだけで学力が上がらないことが多々あります。
そこで、没頭しやすいピアノを入口として、段階的に勉強に入ることで、ピアノを弾くときに高めた集中力をそのまま勉強に活かすことができます。
④ピアノのレッスンの意義
従来のピアノレッスンはピアニスト等を目指す子以外は必要性を感じなくなり、途中でやめてしまうことが多くなりました。
そこで、ピアノと勉強を一つのセットとして行い続けることで、必要性と意義を見出すことができます。ピアノを弾き続けることは勉強にとてもいい影響を与えます。
ピアノと勉強はどちらも削るべきではありません。
テストが近づいてきたからピアノの練習量を減らしたり、もしくは一切弾かなくなる。
または、演奏会が近づいてきたから、勉強を一切しなくなったりする。
この状況はあまりいい状況とは言えません。何かを理由に何かをやらない選択をする癖がついてしまいます。いわゆる、言い訳が多くなります。
どちらも継続して頑張っていくことであるからこそ、両立を頑張っていくことが大切です。
大人になってからもピアノを弾き続けてほしいですし、社会のために役に立てるよう勉強を頑張ってほしいなと思います。