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授業型の塾のメリット&デメリットうちの子は向いているのか!?
今回は、「授業型の塾のメリット&デメリット」についてお話しします。
お子さんを塾に通わせようか悩まれている親御さんにお伝えしたい内容です。塾に通わせようか考えているけど、どこの塾に通わせたらいいか悩んでいる方は多いのではないでしょうか?当塾の地域にも塾はたくさんあります。予備校、集団塾、個別塾、自立学習塾などさまざまです。その中から、この塾にしようと!決めるのは難しいのではないでしょうか?今回の内容は、そんな時に、塾を決める際に考えてほしいポイントになります。今回の内容が参考になれば幸いです。
まず、授業型の塾というものが何かについてお話しします。
授業型というのは、塾と聞いたときにイメージする授業の形です。授業型には集団と小集団、個別、マンツーマンのスタイルがあります。
集団は30名~100名程度、小集団は10~15名程度、個別は2~5名程度、マンツーマンは1対1です。
授業型の授業の流れは、1.先生が要点を話す2.例題を説明3.練習問題に取り組む4.○付けして解説の流れが多いと思います。授業の流れ自体は学校の授業とほとんど同じです。
学校の授業と同じような授業を塾で受ける意味があるのか?と感じますよね。今から、その意味をお話しします。
①面白さ、楽しさ、緊張感など授業の雰囲気で勉強意欲が上がる。
学校の授業は、面白さ、楽しさなど、授業の雰囲気は二の次に考えます。それに比べて、塾の授業は生徒が楽しい、面白い、と感じてもらえるように、先生が匠に話したりします。とくに、予備校などの集団塾ではその傾向が強いです。対面で授業を受ける価値が、このような面白さ、楽しさ、緊張感など、授業の雰囲気を直に感じられることにあります。
②わかりやすい授業を受けることができる。
学校の先生より、塾の先生の方がわかりやすい授業をしてくれることは多いです。最近では、塾に行かなくても、スマホなどネット環境があれば映像授業などでわかりやすい授業をみることができます。YouTube、tryitなど無料でみることができるものもあります。わかりやすさ、見やすさは段違いに学校の授業より質がいいです。
③客観的に判断してもらえることができる。
小集団、個別、マンツーマンなどはこの価値が高いです。学校の授業では先生はクラスの1人1人に対してそこまで時間を取ってくれません。それに比べて、塾は生徒1人1人のためのことを全力で考えてくれます。また、授業の受け方、ノートの取り方、勉強の仕方など細かい点も見てもらえることができるため、学力が上がらない根本的な原因を突き止めることができます。
また、客観的に判断してもらえることで、質が向上します。自分では大丈夫だと思っても、後になってから大丈夫ではなかった!という経験がありませんか?この状況は本当によくあります。これは、自分で意識していてもどうしても起きてしまう状況です。これを一番防ぐことができるのが、客観的に見てもらうことです。
以上が塾で授業を受ける意味です。
それでは、メリット&デメリットを話していきます。
〇メリット
・学校の授業より面白い、楽しい
・高い目標を持つライバルがいる
学校とは違い、高い目標を持つライバルが塾に集まりやすいです。勉強意欲は周りに刺激されやすく、高い目標を持つ生徒の中に入ることで圧倒的に高まります。その結果、勉強を頑張りたいと思えたり、実際に頑張ることができたりします。
・わかりやすい
個別、マンツーマンの場合は、授業のスピードを完全に生徒第一に考えてもらえます。そのため、必然的にわかりやすい授業を受けることができます。学校の授業は難しい内容、自分がわからないと感じた内容でもスピードは変わりません。
・徹底した管理をしてもらえる
先ほど話したように、先生に一つ一つ丁寧に確認してもらえることで質が高まります。
〇デメリット
・お金、送迎時間がかかる
塾のため、どうしても費用がかかってしまいます。集団、個別でも料金は変わってきます。また、塾に通うということは送迎が必要です。ここも、親御さんの負担になるでしょう。なかには、送迎付き塾などもありますが、費用がかかります。
・授業だけ受けても成績は上がらない
この点が最も辛い点だと思います。塾で授業を受けるだけでは成績があがりません。塾で授業を受ける最大のメリットは学習内容が分からなくなることを防ぐことにあります。しかし、この授業を受けても、復習ができてなければ、授業で聞いたことを忘れてしまいます。特に、新しく学習する内容は次の日には8割忘れてしまいます。そのため、復習をして忘れることを防ぐ必要があります。
成績を上げるためには「分かりやすい授業を受ける(自分で理解できるのであれば必要無)」+「復習」が必ず必要です。
・塾によっては先生の質が悪い
個別塾ではよくあるのがこの問題です。塾の先生の質が悪い状況です。なにが悪いのかというと、管理の責任感がどうしても低いという点です。授業で生徒に教えることに関しては、すでに学習してきた内容を話すため、分かりにくいことが少なかったりします。しかし、管理の責任感は大学生の子は今までに経験をしてきてないため、どうしても低くなってしまいがちです。そのため、このような状況を防ぐために、研修をしっかり行われている塾なのかをきちんと確認しましょう。また、授業は大学生の講師が行うが、成績管理などは塾長が行うというスタイルを取っている塾がいいです。
今回は以上です。