勉強について
定期テストが3日連続である日の勉強方法
今回は「定期テストが3日連続である日の勉強方法」についてお話しします。
定期テストは中間、期末、学年末の3種類に分かれています。中間は2~3日、期末(学年末)は3~5日連続でテストが実施されます。土日祝日をまたぐこともありますし、逆に土日も含めてテストが実施される学校も中にはあるでしょう。テストが連続で行われる期間はどのような勉強をしたらいいのか分からない方が多いのではないでしょうか。また、全科目平均で8割以上もしくはそれ以上など高い点数をとるためにはこの期間にどのような勉強をする必要があるのかを知りたい方は今回のブログ内容はおすすめです。
今回お話しする内容は、全員に共通しておすすめできる内容ではありません。現時点の状況を考慮した内容です。そのため、テスト前日に勉強するだけでテストで高得点をとれるような内容ではありません。そのため、各状況別で内容をお話しできればと思います。できるだけ現状で可能な範囲で今までのテスト結果より点数UPを狙うことができる勉強内容です。ぜひ行って見てください。
それでは、お話しします。
下記の状況において分けてお話しします。
大前提:前日は翌日のテスト科目の勉強を行う。
①テスト勉強を1~2週間前から行っておりテストで高得点を狙いたい方
②テスト勉強をしっかりやっているけど普段のテストで平均点くらいにとどまっている方ですこしでも点数UPをしたい方
③テスト直前数日だけ勉強してる方
④課題のみを終わらせている方
⑤普段平均点に届いていない方
①テスト勉強を1~2週間前から行っておりテストで高得点を狙いたい方
②テスト勉強をしっかりやっているけど普段のテストで平均点くらいにとどまっている方ですこしでも点数UPをしたい方
③テスト直前数日だけ勉強してる方
④課題のみを終わらせている方
⑤普段平均点に届いていない方
それでは詳しく見ていきましょう。
大前提:前日は翌日のテスト科目の勉強を行う。
テストが3日連続である場合、その日テストが終わってもテスト勉強はまだ行わなければいけません。次の日に違う科目のテストがあるからです。そして、テスト前日は翌日のテスト科目の勉強を行いましょう。もう明日の科目は絶対に100点をとる自信があると感じる方は他の科目でもいいでしょう。しかし、ほとんどの生徒はそのような状況ではありません。各生徒の優先したい科目も違うと思います。ですが、テスト前日は翌日のテスト科目を勉強したいと思う人がほとんどだと思います。それで大丈夫です。
その中でも、私はもうこの科目は捨てたから、あきらめたからと考えている方もいるでしょう。そのような方は科目の優先順位を考えましょう。私がおすすめする考え方は次の通りです。1.志望校受験に必要な科目2.数学&英語3.国語4.理科&社会5.その他です。得意苦手で勉強する方は、理科社会系の勉強を優先する方が多いです。しかし、今後受験を考えているのであれば、理科社会系の勉強は優先度的には低いです。もちろん、大学受験で入試科目が限定されている場合は優先度はかわります。現時点で中学生の子で優先するべき科目は数学&英語→国語→理科&社会です。
①テスト勉強を1~2週間前から行っておりテストで高得点を狙いたい方
やること:翌日の科目のテスト範囲を全ておさらいしましょう。できれば、全範囲全問題を一度解けるといいです。ここまで、しっかり勉強してきている状況であれば、それだけ問題を解くスピードは上がっています。そのため、「全範囲全問題を解くスピードが身についている=高得点を取れる可能性が高い」と考えてください。
高得点をとるためには、圧倒的な演習量が必要です。演習というのは、同じワーク、同じ問題で大丈夫です。同じワークで同じ問題を繰り返し演習することで、解くスピードが圧倒的に上がります。だからこそ、1日で全範囲全問題を解くスピードが身に付きます。
②テスト勉強をしっかりやっているけど普段のテストで平均点くらいにとどまっている方ですこしでも点数UPをしたい方
やること:国語・社会・英語に当たる科目は全範囲全問題を解く。理科・数学に当たる科目は教科書の問題をすべておさらい。
普段のテストで平均点にとどまっている方は演習量が足りていない状況です。特に理系科目は全く足りていない状況が多いです。そのため、解くスピードもそこまで速くない状況です。そのため、全範囲全問題を解き直すことはできないでしょう。なので、教科書の問題に絞りましょう。定期テストレベルの問題は教科書レベルの問題をきちんと解くことができれば平均点を必ず超えることができます。そのため、平均点を義理超えない、もしくはいつもギリギリという方は教科書に絞るといいでしょう。
国語、社会、英語に当たる科目は全範囲全問題を解くことをおすすめします。それだけ、頑張ることができたら平均点を超えることはできます。頑張りましょう。
③テスト直前数日だけ勉強してる方
やること:定期テスト対策問題集などを解きましょう。
テスト直前数日だけ勉強している状況の方は、中途半端な状況です。最終日にやれることは、効率的に全範囲をおさらいすることです。それを可能にするのが定期テスト対策問題集などです。学校の授業で配られたプリントなどでも代用できます。とにかく、時間がないので、効率的に総復習できることをしましょう。
英語は単語と新しい文法を使った英文を書けるようにしましょう。国語は漢字は満点を狙い、読解では教科書の文章を読みどのような話の流れなのかをしることをしましょう。数学&理科は基礎内容のみ。社会は教科書を読んでストーリーを知りましょう。
④課題のみを終わらせている方
やること:課題で赤バツの部分をおさらいしましょう。
課題を終わらせている方は、課題でバツになっているところが絶対にあるはずです。「その問題を解けるようにする=テストの点数UPに繋がる」と考えてください。ワークで解けない問題はテストに出る可能性が高いです。誰でも解ける問題は数問しかでません。少し勉強している方とある程度勉強している方が解ける問題が半々くらいで出題されます。課題を終わらせたということは現時点で解けてない問題が明確になっています。チャンスです。その問題を1問でも多く解けるようにすると、テストで解ける可能性が大幅にUPします。
⑤普段平均点に届いていない方
やること:単元を絞って勉強しましょう。
テスト勉強はあまりできてない状況です。すべての範囲を勉強することはできないです。そのため、範囲を絞りましょう。範囲を限定して、その範囲を重点的に何度も解き直しましょう。
最後に
定期テストで高得点をとりたい、8割を超えたい場合、それだけ勉強する必要があります。普段から少しでも勉強している方、塾に通っている方は1~2週間前から勉強することで狙うことができます。しかし、全く勉強していない方や今までのテストで平均点を超えてない方がテスト前の1~2週間勉強することで8割以上の点数をとることはほぼ不可能です。もちろん、一日時間が許す限り全部勉強すれば可能かもしれませんが、そこまで頑張ることも現状ではできないでしょう。平均点以下の方はコツコツ頑張っていくしかありません。今から始めれば数か月後のテストでは高得点を狙うことができますよ。