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塾は何歳から行くべき!?
今回は、「塾は何歳からいくべき!?」についてお話しします。
各家庭の塾の活用方法は様々です。塾と聞くと、勉強する場所だから学力を上げるために通うと考える方が多いのではないでしょうか。しかし学童的な役割として、活用する方も実は多いです。ここで気になるのが料金です。塾の料金は基本的には、授業時間、日数が多ければ多いほど料金が上がります。中には、通い放題という塾もあり、何日通っても、何時間通っても一定額の場合もあります。また、学年が上がるごとに金額が上がったり、受験生になると大幅に金額が上がったりするでしょう。それ以外にも、春夏冬などに行われる講習会などで料金が発生したり、教材代が発生したりするでしょう。個別、集団、オンライン、などの形式でも料金は変わってきます。
もし、お子さんを小さい頃から塾に通わせたいと考えた時、何を目的にするのかを明確にしましょう。
私が考える3つのパターンをご紹介します。
①中学受験に向けた対策
中学受験に向けて塾に通うとしたら小学4年生になるタイミングから塾に通わせましょう。受験生になってから塾に通い始めてたら間に合いません。何が間に合わないかというと、学習進度+演習量+受験対策量です。特に有名私立中学を目指している場合、塾に通っている子は小6になるタイミングですでに小学生で学習する内容を終えています。その後、小学6年生の1年間受験対策を行います。この子たちに張り合っても勝てるほど学力があればいいですが、小学生の時点ではそこまで学力に差が生まれません。そのため、いかに受験対策ができるかで合否は分かれます。
また、塾によって中学受験の対策をしてもらえるかも変わってきます。おすすめ度は1.予備校2.中学受験特化の塾3.個別指導です。近くの塾に通わせることはメリットも大きいですが、中学受験を考える場合は、きちんと対策してもらえる塾に通うことが必要です。
目安:中学受験を目指している小学生の子は小学4年生から通わせる。
②学習意欲の向上
塾に通わせる目的で特に、小中学生の方を通わせる時に、これは多いでしょう。家で勉強しない、ひどい点数のテストを持ち帰ってきたなどの状況から塾に通わせようかと考えたのではないでしょうか。私が考える学力低下のタイミングを教えます。各科目でポイントが違います。今回は特に差がでる算数・数学においてお伝えします。
1.小学3年生の算数2.小学5年生の文章問題3.中学1年生の正負の計算4.中学1年生の文字式5.中学2年生の一次関数6.中学2年生の証明7.高校数学です。
特に、小学3年生〜中学1年生の間は算数・数学の科目でできる子とできない子に大きく分かれると感じます。小学生の頃にテストがあると思います。そのテストで合格点を取れてない方は要注意です。一度でも、算数のテストで不合格をとってきた場合は、塾を検討してみましょう。また、きちんとお子さんのテスト状況を確認しましょう。
小学生のテストで8割を下回っている場合は、ヤバいと思ってください。中学生に上がって定期テストで順位を付けられるようになってから後ろから数えた方が早い順位になる可能性が大いにあります。週1回でもいいので塾に通うことをおすすめします。テストで8割未満の点数の小学生の方だと、個別指導がおすすめです。集団ではクラスについていけなくなります。オンラインや映像授業では親御さんに負担がかかることになるでしょう。
③学童
3つ目は学童的な役割を求めている方です。学童と塾の違いは、授業を受けるかどうかの違いでしょう。そのため、学力も向上させたいし、平日はほぼ毎日面倒見てほしい方におすすめです。ほぼ毎日通うことになるため、どうしても料金が高くなってしまう傾向があります。また、中には送迎付きもあったりします。そのため、保護者の負担はとても減ります。その分料金も割高になる可能性があります。学童とは違い、勉強面を特に見てもらえるのが塾です。そして、毎日通うことを考えたら、学力向上、学習意欲、勉強習慣など中学、高校になっても役に立つ力を育てることが可能です。
今回は以上です。
お子さんのテスト結果をきちんと見てあげましょう。特に兄弟姉妹がいる方で下の子の面倒をみることに時間がかかってしまい、上の子の学力状況を気にしてられない方でもテスト結果だけは見てあげましょう。