勉強について
学年末テストまで残り1週間?なにすればいいの
今回は、「学年末テスト1週間前は何をすればいいのか」についてお話しします。
学年末テストはその学年の最後の定期テストです。通知表の評価に大きくかかわります。また、定期テストなので、その学年の学習内容の基礎的な内容を確認できる最後のチャンスです。目標とする点数によって勉強量は変わってきます。今回は、全科目平均8割を取るために何をすればいいのかについてお話しします。全科目に共通しておすすめできる勉強です。全科目で8割は無理〜と感じる方は、英語だけ、数学だけと科目を絞って勉強してみるのもいいでしょう。
また、最後におすすめの復習タイミングをお話しします。このペースを保つことで今まで8割も点数を取れてなかった方でも達成できます。
では、学年末テスト1週間前は何をすればいいのかお話しします。大きく分けて3つあります。
1.課題を3日間で終わらせましょう。
まずは、課題です。定期テストは必ず課題が出されると思います。どれだけの量が出されても、必ず3日間でおわらせることを目標にしましょう。課題の進め方ですが、普段復習をできていない場合、問題を解こうと思ってもなかなか解けず進まないと思います。一つ一つ調べながら解いてしまうと、それだけで数日かかってしまいます。そのため、割り切って答えを見ながら解き進めるようにしましょう。答えを丸写しするのではなく、解き方を思い出しながら、解答を書いていき課題を進めることです。定期テストの課題に追われて全然勉強がすすんでいない方には特におすすめです。今回だけでもいいので、答えを見ながら解き進めて、課題をとにかく終わらせていきましょう。そして、進めていく中で大事なことは、この問題は自力では解けないと感じる問題が多数あると思います。もしかしたら全ての問題がそうかもしれません。その問題は、今あなたにとっての弱点です。その問題をテスト前までに解けるようにすることで、テストで解けるようになります。そのため、この後の勉強を効率的に勉強をしていくために、目印を付けていきましょう。目印のついていない問題はこの後、解く必要がありません。
課題をおわらせる理由:後から焦ることがない。中途半端を防ぐ。自分の弱点を知る。
高校生は課題の中でもとくに重いものが数学、物理、化学などの理系科目です。そのため、後回しにしてもいいでしょう。しかし、英語、国語、、社会、などとにかく知識がついてないと解けない科目はどんどんすすめて行きましょう。中学生であれば理科は知識がついてないと解けないためどんどんすすめましょう。
2.ワークを3回繰り返す
次にワークを3回繰り返すことです。1において課題を一度解いているため、その時に目印を付けたものを繰り返して解き直します。これを、合計3回繰り返しましょう。8割の点数を取るためには、3回は必要です。必ず行いましょう。その都度、解けなかったものに目印をつけていき、その次に繰り返すものが分かるようにしましょう。目印が多ければ多いほど弱点であり、点数UPに繋がる問題です。
3.自力で解けているかの確認
注意してほしいのが、「分かった≠解ける」を知ってください。分かったからと言って、解けるわけではありません。実際に、テストを受けたら解答を書けないことがほとんどです。自力で解けているかを確認することが大切です。確認する方法は、2つあります。
①ポイント例題ヒントなど何も見ずに解答を書く②誰かに言葉で説明する
特に、高校生の場合は、理系科目はとくに解答を書くことが重要です。解法が頭の中で浮かぶから解答をわざわざ書かなくてもいいと思って書かずにいると、当日思ったより答えることができません。テスト直前は必ず解答を書くことをしましょう。
また、誰かに言葉で説明するくらい自信をもって答えることができるものはテストでも答えることができます。誰かに言葉で説明することができるレベルが最も理解度が高いということの証明となります。
学年末テストの1週間前にやるべきことは以上です。
次に、復習するタイミングをお話しします。
おすすめのタイミングは1日後、3日後、テスト直前です。
特に、翌日に復習をすることが重要です。その後の定着度が全く違います。勉強は同じ問題を2日連続で解くことをおすすめします。問題は目印が付いたものです。すでに解ける問題はテスト直前に確認しましょう。
1科目2日間セットを実現できるといいです。いわゆる、テスト範囲を2日間で全て解くペースということです。解く問題は目印のものだけです。このペースを実現することで、ある科目に偏ることがなく、時間が足りないという状況を無くせます。もちろん、数学などの理系科目を行う日はどうしても時間が長くなってしまいますが、8割を目指すには頑張る必要があります。また、あまりにも問題数が多い場合は、問題を絞ることも視野にいれましょう。A問題、B問題とわかれているのであれば、先にAを完璧にしてから、残り期間でBに取り掛かるなどして、メリハリを付けて勉強していきましょう。大前提に基礎を完璧にしてから、応用発展に繋げていきましょう。基礎がまだおろそかな状態で応用発展を何度も解こうとしても解けるようになりません。
今回は以上です。学年末テスト過去最高得点を目指しましょう。