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小学生が塾に通うメリット 低学年と高学年

小学生が塾に通うメリット 低学年と高学年
塾に通うことは、生徒たちにとって成績向上や学習環境の向上など多くのメリットがあります。しかし、学年によって異なるニーズや課題があるため、学年別で塾に通うことの利点を見てみましょう。

小学生の段階では、基本的な学習の基盤を築く時期です。塾に通うことで、学習の基礎をしっかりと固め、授業内容を理解しやすくなります。また、同じ学年の仲間と一緒に学ぶことでモチベーションが向上し、学習への興味が広がります。
低学年(1年生から3年生)

1.基礎固めと学びの楽しさ

小学生の初めの頃は基本的な学習の基盤を築く時期です。塾に通うことで、学習の基礎をしっかりと固めるだけでなく、楽しさ、嬉しさを感じながら学ぶことができます。

学校に通い始め、本格的に授業を受け、勉強するようになります。学習する内容はまだ難しいことではないため、低学年の方はとにかく勉強すること自体を嫌いにならないように工夫する必要があります。この時期に勉強嫌いになると、その後高学年、中学生に上がった際に勉強をしなくなってしまいます。

2.友達との交流と協力

同じ学年の仲間と一緒に学ぶことで友達との交流が生まれ、協力して学ぶことができます。イベントにてコミュニケーション能力や協力意識が育まれます。

塾という環境はただ授業を受けるだけではありません。将来必要となるのは学力だけではありません。むしろ、コミュニケーション能力や誰かと協力することの方が大切です。これらを育むためにボードゲーム大会、ディスカッション会などのイベントを開催します。

3.学習習慣の養成

塾通いは定期的なスケジュールを持つことで、学習習慣の養成にもつながります。これが将来的な学習への自己管理能力を向上させます。なぜテストも少ない低学年で?と感じられる方は多いのではないでしょうか。その理由は、学習への自己管理能力というのは一朝一夕で手に入るものではないからです。必要な時に必要な能力を発揮できるようにするためには事前準備が必要であるということです。学習習慣が小学生高学年の時期に身についていてほしいと考えるのであれば、低学年の時期から練習する必要があります。高学年の時期に学習習慣がほしくて、高学年から塾に通わせたところで、学習習慣が身に付く頃には、予定していた時期より大分遅れて身に付くことになります。

 
高学年(4年生から6年生)

1.学習内容のサポート

高学年になると、学習の難易度が上がります。その結果、各学生の学力に差が出てきます。低学年の頃にはまだ必要でなかった思考力が必要となってきます。そのため、考える力が足りない方は、学校の授業のみでは学習内容が分からない状態になります。その時に、自分で後から勉強しよう、と切り替えて実行できる子は大丈夫ですが、なかなかそのようにできる子は多くありません。そのため、高学年の時期から学力に大きく差がでてくるようになります。それを防ぐために塾で学校内容の補習を行うことがおすすめです。

2.学習の自己管理と責任感の育成

 高学年では、自己管理能力や責任感が重要です。塾通いは自分で進学の進捗を管理し、目標に向かって進む力を養います。中学生に上がると、全てのテストで自分の学力に順位を付けられます。そのテストで目標を決めて、その目標を達成するために勉強を頑張る自己管理能力が必要になってきます。これを鍛える時期は小学生高学年がベストタイミングです。中学生に上がってから、順位を付けられて、焦り始めて、勉強するようになる学生を多く見てきましたが、なかなか学力が上がらないことが多いです。この状況にならないように小学生高学年のタイミングで自己管理能力と責任感を鍛えていきましょう。

3.進学先への準備と自己発見

高学年での塾通いは、進学先への準備だけでなく、自分の興味や得意分野を見つける手助けにもなります。個別のニーズに合わせた指導が可能です。塾は国語、算数などの主要科目だけでなく、英会話、プログラミングスクール、モノづくりスクールなどがあります。ただ、学校の授業の学問を学ぶのではなく、実際に将来必要になる力を付けるために、それに特化したスクールに通うのもおすすめです。このような機会は、中学生、高校生になってからでは通いにくい傾向があります。その理由は、学校の学問の勉強のみで精一杯だからです。そのため、小学生高学年という時期はベストタイミングでしょう。この時期に興味や得意なことを見つけることで、「やりたいことが何も無い」という向上心がない子に育たないですみます。

 

以上です。

私が一番お伝えしたいことは「必要な時に必要な能力を発揮できるようにするためには事前準備が必要であるということ」です。これは、ただ学習内容のことだけではなく、勉強のやり方、勉強習慣、責任能力、自己管理能力、主体性など、将来的に必要な能力も同じことが言えます。