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記憶力を上げれば全て解決 最強記憶術

記憶力を上げれば全て解決 最強記憶術

こんにちは。こんばんは。学習塾Study atの柄澤です。

今回は、記憶に残す7つのポイントについて心理学に基づいてお伝えしようと思います。

あなたは、勉強したことをすぐ忘れてしまうなと感じたことや思ったことはありますか?

今日授業でやったのに夜には忘れてる

次の日には全然覚えていない

定期テストではできてるのに、模試でできてない。

昨日の昼ごはん何食べたっけ?と思い出せなかったりw

あー、今日先生授業でなんて言ってたっけ!!

などほとんどの学生は感じたことあるのではないでしょうか?

 

記憶はあいまいですが、定着させるコツはあります。

「もともと記憶力が悪い」と嘆く方がよくいます。しかし、記憶はもともと、それほど定着しやすいものではありません。

ドイツの心理学者エビングハウスによると、意味のないアルファベットを覚える実験で、1時間後には「平均すると約44%しか覚えていない」という結果が出ています。

つまり、人の記憶は1時間で半分以上のことを忘れてしまうほど曖昧なもなのです。

 

また、記憶には独自のメカニズムがあり、それを知っている人と知らない人には、記憶の定着という点で大きな違いが生まれると考えられています。

アメリカの心理学者ヒグビーによると記憶に定着させるために有効なポイントは7つあります。

 

1.有意味化

意味があるものは覚えやすい。意味のないものに意味をもたせる努力をすればいい。

例えば、ただ公式や定理を覚えてと言われても覚えることは難しいし、覚えたとしてもその公式を使えないでしょう。

公式は何を求めるために使うのか、この定理はどんな条件で使うのか?どんな図形で使うのか?どんな問題で使えるか?など

 

2.組織化

ルールがあるものは覚えやすい。バラバラな情報も系統を立てれば、覚えやすくなる。

例えば、合同条件と相似条件を同時に覚えてと言われたらごちゃごちゃになりませんか?だからこそ、中学2年生で合同、中学3年生で相似を習います。それぞれの分野で系統を立てられているから、学習する時期をずらしてます。

 

3.連想

新しく覚えることは、知っていることと結びつければ覚えやすい。連想でまとめて覚えよう。

例えば、数学Bで習う三角関数は色々結びつけることができます。数学1で習う三角比の分野、二次関数の分野など、結びつけて学習すると理解度が上がりますし、模試などの対策にもなります。模試の問題は、習ってきた内容を結びつけて出題されます。勉強する時から、何かと何かを結びつけることを意識して理解したりすることで、もし対策になります。

 

4.視覚化

視覚的なイメージは記憶に残りやすい。文字情報も映像と関連づければ、忘れにくくなる。

例えば、自分でノートまとめをしている時、系統を合わせてまとめたりすると、確かノートのここに書いた内容だなと思い出せたりします。

また、最近流行りの神授業も話す内容、特徴的な話し方とわかりやすい板書だからこそ記憶に残ったり、頭にすんなり入ってきたりします。

 

5.注意

対象に注意を向けなければ、覚えることができない。短時間で集中するコツをつかもう。

例えば、目の前の授業に集中してないと、授業内容が頭に入ってこないということ。覚える前に、頭に入ってこないのだから、覚えることはできない。学校の授業もそうだけど、最近流行りの映像授業はもっと注意が必要。映像授業に集中してなかったら、ただ流れていくだけ。

 

6.興味

関心があるもの、好きなことは記憶に残りやすい。まずは、対象に興味を持つことが大切。

例えば、好きな漫画とかさその内容を覚えてたり、登場人物の名前を覚えてたりするよね?それは、好きなことだからこそ記憶に残りやすいのです。まずは、数学に興味を持とう。と言っても無理だと思う。そんな時は、誰かと勉強する!!誰かに教えてもらう!!解けなかった問題を解けたり、理解できなかった問題が理解できたら、嬉しいよね?それは、少し興味を持ててることと似てる。だから、誰かと勉強したりして、自分が知ってることを伝えたり、教えてもらって理解することをしよう。

 

7.フィードバック

覚えたときに評価されると記憶に残りやすい。また、復習をすると長く記憶を維持できる。

例えば、覚えたことを使って問題を解けたら嬉しいよね?ましてや、それで確認テストで解けて先生に褒められると嬉しいやん。それは、記憶に残りやすかったりする。

また、復習することで長く記憶に維持できる。一回だけ覚えただけでは、すぐ忘れてしまう。定期テストでテスト週間だけ勉強した内容で、模試で解けなかったりするよね?それは、短期間に勉強しても、長い記憶に残らないから。習慣的に復習は必要。

 

+α.覚えた直後に復習すると記憶は定着しやすくなる

できるだけ早く復習すると、記憶が鮮明に残るため、忘れても短時間で記憶がよみがえります。

ところが、1週間以上経過すると、鮮明に思い出すために、はじめて記憶した時と同じ時間が必要。

何かを記憶したいときは、「30分以内すばやく復習」を習慣にしましょう。

授業後に5分だけ例題を見返すなどね!!覚えてるうちに復習することで、定着度は上がる。

今回は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございます。