勉強について
当塾について
勉強のやる気について
今回は「勉強のやる気」についてお話ししていきます。
子供の勉強のやる気が無くて、家ではゲームをしてばかり、スマホをいじってばかり、そして家では一切勉強をしている姿を見たことない親御さんは多いのではないでしょうか。勉強のやる気を上げるにはどうしたらいいのか、ほとんどの親御さんが悩んでいる課題だと思います。今回は、当塾が生徒さんの勉強のやる気を上げ、さらに勉強の習慣化に繋げていくためにどのようなことを行っているかお話してきます。
やる気というのは大きく分けて2つあります。1つ目は内発的なやる気です。2つ目は外発的なやる気です。
具体例
1.内発的なやる気
数学の問題を解くことが楽しくて仕方がない、私英語は得意なんだよね、などです。
勉強以外:ゲームをしたい、映画を見に行きたい、ディズニー行きたいなど。
2.外発的なやる気
赤点を回避したくて勉強する、お小遣いを増やしてほしくて、などです。
勉強以外:ボランティア、報酬が欲しくてお手伝いなど。
多くの子供は勉強面のやる気は「外発的なやる気」になっているのではないでしょうか。しかし、悪いことではないと思います。正直、内発的に勉強のやる気が高い子供は少ないです。同級生に数人いるかどうかだと思います。仕方ないと思います。まだ、勉強して数年です。学ぶことを知って数年です。そのため、楽しいなど感じることも少ないと思いますし、興味をもてることも少ないと思います。
お子さんがゲームをしたいと思えるのと同じくらい勉強をしたいと思えることは難しいです。正直私自身も学生の頃は、勉強面は外発的なやる気しかありませんでした。大人になってから、割と勉強は好きな方だと感じてきました。しかし、子供のころは勉強は嫌いでした。やりたくありませんでした。ですが、親に厳しくされて一定レベルで勉強をしていました。
お子さんの勉強のやる気を上げたいために色々試してみることをおすすめします。現時点で、勉強のやる気がない状態だと、おそらく何年たっても勉強のやる気は高くならないでしょう。受験が近づけば、勉強のやる気も高まるのではと考えている親御さんは危険だと私は思います。なぜなら、親御さんが思っているこれくらいの高校(大学)に進んでほしいという思いは、お子さんには届いていないからです。その高校(大学)に合格するために必要な学力が無い場合、頑張って勉強して学力を上げよう!と考える前に、あきらめる方を選んでしまう可能性の方が高いからです。お子さんは、おそらく今まで何か目標に向かって頑張ろうと思ったことが少ないと思います。大人でもほとんどないからです。そのため、頑張ろうと思う前にあきらめる選択をしてしまうと考えています。そうならないために、早い段階から親御さんはお子さんに勉強を頑張ってもらうようにアクションを起こす必要があります。
やる気は上がり下がりがありますよね。内発的なやる気はずっとやる気が続きますが、外発的なやる気は長続きしません。外発的なやる気は瞬間的にはやる気を発揮できるけどしばらくしたらやる気がない状態になっています。そのため、当塾が勉強のやる気を高めるために重要だと思うことが「外発的なやる気から内発的なやる気」へと導くことだと思います。
「勉強面における内発的なやる気=興味関心、勉強をしたい、頑張りたい」これを生徒さんに感じてもらえるように私たちは生徒さんと話し合う場を設けてます。いきなり、勉強を好きになれ、興味を持つことはできません。まずは、外発的なやる気をきっかけに勉強をする機会を増やしていき、そこから興味関心に繋げていくことが大事だと思います。
話し合うことで、勉強することに興味関心をもてたり、勉強する内容に興味を抱くようになります。また、課程を褒めることを意識して指導を行っています。ただ宿題をやったのではなく、いつどこで宿題をやったのか、例えば、塾の授業があった次の日に宿題をやったのであれば、自分が授業で学んだことを忘れてしまう前に復習をしていることが大切だと感じてそう行動していることを褒めてあげたりします。その結果、自分がした行動がいいことなんだと生徒さん自身が感じ、これからも同じように行動できるようになると思います。
ただ、塾に通って授業を受けている状態は勉強のやる気は高くありません。この状態の生徒さんは、「この時間さえ乗り切れば」と無意識に感じています。これでは、全く塾に通っている意味がありません。この状況を変えるためには、生徒さんと1対1で話し合うことが大切だと私たちは考えています。当塾では月1で生徒さんと塾長で面談を設けています。この場できちんと生徒さんと話すことで、より勉強することに関心をもてたり、勉強内容に興味をもてたりできます。また、なぜ勉強をしているのか理由をもてるようになります。この思いがあることで、勉強を継続してできるようになり、勉強の習慣化に繋がると私たちは考えています。
今回は以上です。