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効率のいい勉強方法

効率のいい勉強方法
こんにちは。こんばんは。学習塾Study atの塾長です。

今回は、効率のいい勉強方法についてお話しします。

小学生から中学生に上がるにつれて勉強量を増やさなければいけなくなります。しかし、勉強時間にも限りはあるし、長時間もやりたい方はいませんよね。私自身、長時間勉強するのは嫌いでした。

その時に、効率のいい勉強方法をしりたいなと考えますよね。
もっと、短時間で成績の上がる勉強方法は?と考えますよね。

効率のいい勉強って何でしょうか。

私たちが考える効率のいい勉強というのは

・短い時間で成績を上げるもしくは保つこと

・時間内に解く問題数を増やすこと

・無駄な勉強をなくすこと

などです。

 

具体的な方法は様々です。各生徒さんそれぞれ効率のいい勉強方法は違います。Aさんはこの方法で成績がすぐに上がったけど、その方法をBさんが試しても上がらなかったということはよくあります。そのため、効率のいい勉強方法を1つ知ったら、その方法を実践してみましょう。そして、本当にそれで成績が上がるのかを、継続していき確認をしましょう。ほとんどの生徒さんは、継続できずに辞めてしまいます。

厳しいことかもしれませんが、ほんの数回行っただけでは、効果は現れません。おそらく、途中で本当にこれって効率いいのか?と疑うことがあるでしょう。疑った多くの人はそこで辞めてしまいます。ですが、勉強というのは1度や2度では学力は上がりません。少なくとも、1か月は行うべきなのではと個人的には思います。しかし、1か月も継続した結果、成績が上がらなかった、結果効率はよくないなとなってしまった場合を考える方は多いですよね。意味がないことを人はやりたくないので。

だからこそ、成績がいい人の勉強の方法をまずは真似することです。効率のいい勉強方法を、ネットで検索するといくつかでてきますよね。その方法を一つだけ試してみることです。人の勉強方法もネットに書いてある勉強方法もどちらも受け継がれてきている勉強方法です。そして、その方法は成績が上がる可能性が大きい方法です。すでに、上がった人がいるという実績がある勉強方法だから。

 

では、効率のいい勉強方法を具体的に3つピックアップしていきます。

1.授業があったその日に復習をする。


人は新しく覚えたことは1時間後には50%、次の日には80%忘れてしまいます。しかし、テストに出るかもしれないので、再度覚えなおす必要があります。その、再度覚えなおすのにどれくらいの時間を使うかが効率が良いか悪いかの分かれ目です。実は、この覚えなおす(復習)ことを早めに行うことで、覚えなおすのに必要な時間が少なくなります。(エビングハウスの忘却曲線参照)

例えば、
はじめて覚えるのに10分かかりました。1時間後に再度覚えるのに5~6分で覚えられるようになります。そして、次の日に再度覚えるのに1~2分で覚えられます。


しかし、これをもし1か月後とかに再度覚えようとした場合は10分ほどかかってしまうんです。

再度覚えようとするまでに期間が空いてしまうと明らかに効率が悪いことが分かります。
一度学習したことを忘れてしまって放置することは、最初に学習したこと(勉強したこと、授業を受けたこと)が意味ないものになります。

 

2.自分が解けない問題を明確にするタイミングを設ける。


勉強で最も無駄なことは、すでに解けている問題を演習することです。めちゃくちゃ時間が勿体ないです。しかし、現状何が解けて、何が解けないのかが分かっていない生徒さんは多いです。そのため、テスト週間でまずやるべきこととして、テスト範囲を1周もしくは、半分くらい解き、自分が解けない問題を明確にすることを指示しています。解けない問題が明確になったら、その問題を自力で解けるようになるまで演習を積みましょう。

 

3.時間を計りメリハリを付ける。


人は高い集中力は無限に保つことはできません。大人でも90分、小・中学生は50分で集中力が落ちてきます。しかし、集中力というのは休憩をとることで回復させることができます。時間を計り、定期的に休憩をとることで、集中力を高く維持することができます。集中力が落ちた状態だと、目の前の勉強内容以外のことに気が散ります。スマホや物音など。この状態で勉強しても身になりません。覚えることはできません。時間だけ長くてもその中で集中している時間が短かったら、効率は相当悪いです。かならず、集中力を高く保ち勉強をしましょう。

おすすめは、25分勉強して、5分休憩をとることです。

私が生徒さんを指導している時に良く思うのが、やはり勉強時間がそもそも少ないということです。特に、平均点を下回っている方は極端に少ないです。

効率のいい勉強方法を試す前に、まずは勉強時間を増やすことをしましょう。なぜなら、効率のいい勉強方法というのも、そもそも勉強の時間が多いことを大前提に考えられているからです。

そのため、そもそも勉強時間が少ない子だと、効率のいい勉強方法を知っても、それを実践することができない子が多いです。実際に指導していてもたくさん感じました。「こう勉強をやるといいよ」と伝えても、実際に行動する子はほとんどいません。

もちろん、私たちの伝え方にも問題があるかもしれません。生徒さんのやる気を上げることができていないので。そのため、当塾はできるだけ家で勉強するのではなく、塾にきて自習室を使って勉強して、とお願いしています。そうすることで、生徒さんと勉強を共有することができ、生徒さんのやる気向上に繋がったり、勉強の質を上げたりすることに繋がります。