勉強の言い訳に対して考えられること。
こんにちは。
こんばんは。
学習塾Study atの柄澤です。
今回は、「勉強の言い訳に対して考えられること」についてお伝えします。
小中学生の子は、いかにいい理由を伝えて勉強することから逃れられるかを自然と考えています。
とてもうまい理由を思いつくことも多いでしょう。
本当は、その思考を学習する内容に使ってほしいですね。
今回は、そんな学生の子たちに伝えたいこと。そして、親御さんにも伝えたいこと。
全ては、自己責任です。
① 勉強方法が分からない
正論: 勉強方法は初めから分かる人はいません。思いついた勉強法をやってみて、成績が良かったらそれが「良い勉強法」だったということ。まずは思いつくことをやってみること。次に、成績が良い人がやっている勉強法を真似すること。
社会に出てから考えられること: 「分からないから」は、社会では通用しません。分からないのであれば、自分で調べたり、上司に聞いたり、相談したりして解決できるように行動しなければいけません。それができない人は、仕事を失う可能性があります。
アドバイス: 今日は「正しい方法」を探すのをやめて、思いついた方法を1つだけ試してみましょう。合わなければ変えればいいだけです。完璧な方法探しより、まず1回の実践が近道です。
② やる気が起きない
正論: やる気はコントロールできません。だからこそ、「勉強しないと」と自然に思える環境に身を置くことが重要です。家でやる気が湧かないのは当たり前で、家でやる気を上げて勉強すること自体が難しいのです。
社会に出てから考えられること: 仕事はやる気の有無に関係なく成果を求められます。「やる気が出ないので今日は働きません」は通用せず、そんな姿勢を続ければ信頼を失い、評価も下がります。
アドバイス: やる気が出るのを待つのではなく、場所を変えてみましょう。図書館、自習室、リビングなど、「やらざるを得ない環境」に身を置くだけで、行動のハードルはぐっと下がります。
③ 内容が分からないから
正論: 今の時代はスマホがあり、調べればわかりやすい解説がすぐ出てきます。それでも行動しないのは、単に調べる意欲がないだけです。
社会に出てから考えられること: 分からないことをそのままにしておくと、仕事のミスや遅れに直結します。自分で調べる、周囲に聞く、行動して解決する姿勢がない人は、任される仕事の幅がどんどん狭くなっていきます。
アドバイス: 分からない箇所が出てきたら、その場でスマホで1回だけ検索してみましょう。「分からない→検索する」を習慣にするだけで、止まる時間が大幅に減ります。
④ 勉強する価値、未来を知らない
正論: 私たちは勉強した人の未来をある程度想像できます。そして、そういう人たちが満足した生活を送っていることも知っています。だからこそ、勉強する価値があると言えます。
社会に出てから考えられること: 学生時代に積み上げた基礎力や思考力は、社会に出てからの選択肢の広さに直結します。勉強してこなかった人ほど、就ける仕事や任される役割の幅が限られてしまう現実があります。
アドバイス: 「将来どうなりたいか」を1つだけ具体的にイメージしてみましょう。漠然とでいいので、「その未来にいる自分」と「今の勉強」を頭の中でつなげるだけで、取り組む理由が見えてきます。
⑤ 後からやると考える
正論: 今はスマホを触りたい、寝たい、テレビを見たい、ゲームをしたい――そういう「今やりたいこと」は常にあります。だから勉強は後回しにする。しかし大抵、後からはやれませんし、やったとしても「終わらせるだけの勉強」になり、身になりません。
社会に出てから考えられること: 「後でやります」が口癖の人は、締め切りに間に合わず信頼を失います。仕事では「今できることは今やる」という姿勢が、評価や信頼に直結します。
アドバイス: 「後で」ではなく「今5分だけ」に変えてみましょう。5分やってみると、意外とそのまま続けられることが多いです。まず着手することが最大のハードルです。
⑥ 体調が悪い
正論: 体調が悪くなるような生活習慣・行動をとっていること自体を見直しましょう。「体調が悪いから」で許されるのは学生までです。
社会に出てから考えられること: 大学生になれば、体調不良でテストを受けられなくても単位はもらえませんし、社会に出れば体調不良で仕事を休むこともほぼできません。休めば責任を取るのは自分であり、仕事や収入を失うことにもつながります。
アドバイス: 体調不良が続くなら、まず睡眠時間・食事・生活リズムを見直しましょう。「体調のせいにしない生活」を作ることが、根本的な対策になります。
⑦ この教科は苦手だから、得意な方から
正論: 苦手な教科を後回しにしているから、ずっと苦手なままなのです。苦手だからといって逃げることはできません。高校生からは赤点というものがあります。
社会に出てから考えられること: 苦手な業務を避け続ける人は、いつまでもその業務を任されないだけでなく、成長の機会も失います。苦手なことに向き合える人ほど、評価され、任される仕事の幅が広がります。
アドバイス: 苦手教科は「多くやる」のではなく「毎日少しだけ触れる」ことから始めましょう。10分だけでも毎日続ければ、苦手意識は少しずつ薄れていきます。
⑧ 環境が悪いから集中できない
正論: 世の中、環境が悪いことばかりです。自分にとって最適な環境を求めることは大切ですが、現実的に難しいこともあります。その状況下でいかにパフォーマンスを上げるかはあなた次第です。
社会に出てから考えられること: 職場の環境は自分の思い通りに整うことはほとんどありません。「環境が悪いから」を理由に成果を出せない人は、与えられた条件で結果を出す力がないと判断されてしまいます。
アドバイス: 環境を変える前に、今の環境で10分だけ集中してみましょう。「悪い環境でも一定の集中はできる」という成功体験が、次の一歩を軽くします。
⑨ まだ時間はあるから大丈夫
正論: そう思っているのはあなただけです。時間に余裕があるからこそ十分な勉強ができるのに、それに気づくのは決まって余裕がなくなってからです。
社会に出てから考えられること: 「まだ時間があるから大丈夫」で締め切りを軽視する人は、土壇場で慌てて質の低い成果物しか出せません。計画的に動ける人ほど、周囲から信頼され重要な仕事を任されます。
アドバイス: 「終わらせる日」ではなく「今日やる分量」を先に決めましょう。ゴールから逆算して、今日のノルマを1つだけ決めると、余裕がある今こそ動きやすくなります。
⑩ 周りもまだ勉強していないし大丈夫
正論: 将来を考えることが全くできていません。他人の状況は、自分の理解度や成績には関係ありません。
社会に出てから考えられること: 「周りもやっていないから大丈夫」という考え方をする人に、上司は仕事を任せることができませんし、期待もできません。仕事は他人との比較ではなく、求められた基準を満たせるかどうかで判断されます。
アドバイス: 「みんな」ではなく「昨日の自分」とだけ比べてみましょう。昨日より少しでも進んでいれば、それで十分な前進です。
⑪ 先生の教え方が悪い
正論: 本当に先生の教え方が悪いのでしょうか? 同じ授業で理解している人はいないでしょうか? 自分自身の聞く姿勢や事前知識が足りないのではと考えてみましょう。もっと予習していれば、状況は変わっていたかもしれません。
社会に出てから考えられること: 「上司の指示が分かりにくかったので失敗しました」という言い訳は責任転嫁とみなされます。指示が不明確なら確認する、それでも分からなければ自分で調べる。それができない人は「使えない人材」として評価されてしまいます。
アドバイス: 授業前に3分だけ次の内容を予習してみましょう。事前に少しでも触れておくと、同じ授業でも理解度がまったく変わります。
⑫ それを学習する意味が感じられない
正論: 意味は自分で見出すものです。社会では理不尽なことが多くあります。「なぜこれをやらなければいけないのか」――その理由を自分で考えられなければ、ストレスが溜まる一方です。誰も教えてはくれません。
社会に出てから考えられること: 仕事でも「これは自分の専門じゃないので」「意味が分からないのでやりません」は通用しません。任された仕事の意義を自分で見出し、必要なら理解する努力をすることが求められます。それを放棄する人は成長が止まります。
アドバイス: 「この勉強が将来どこで役立つか」を自分なりに1つ想像してみましょう。正解でなくて構いません。自分で意味づけする練習が、そのまま社会に出てからの力になります。
⑬ 教材が分かりにくい
正論: 自分に完璧に合った教材はほとんど存在しません。教材のせいにしている間は、自分に合った教材を見つけることも難しいでしょう。それより、今の教材を最大限に生かすにはどう取り組めばいいかを試行錯誤する方が建設的です。
社会に出てから考えられること: 「マニュアルが分かりにくいので仕事ができません」という言い訳は評価を下げます。与えられた資料や道具を工夫して使いこなす力が、社会では求められます。
アドバイス: 教材を変える前に、今の教材の1ページだけ「自分なりの言葉」でまとめ直してみましょう。分かりにくさの原因が自分の理解不足なのか、教材側の問題なのかが見えてきます。
⑭ たぶんここは前やったから次にいこう
正論: 確認せずに次に進むのは危険です。そのクセは大人になっても続きます。確認することはとても重要です。
社会に出てから考えられること: 社会に出たら、一度の確認不足による失敗が大きな損失につながり、周囲に迷惑をかけ、責任を取らなければなりません。「確認する習慣」の有無が、信頼される人材かどうかを分けます。
アドバイス: 「たぶん大丈夫」と思った瞬間こそ、1問だけ確認テストをしてみましょう。確認に使う数分は、後から取り返す何十分ものやり直しを防いでくれます。
⑮ 親が言わないから
正論: あなたは親が言ったらやるのですか? 自分のことは自分で責任を取りましょう。
社会に出てから考えられること: 大人になってから「周りが何も言わなかったから」では責任を逃れることはできません。自分で考え、自分で行動し、自分で責任を取ることが、社会人としての最低条件です。
アドバイス: 「言われたらやる」をやめて、「自分で決めたことを自分でやる」を1つ作ってみましょう。小さくても「自分で決めて、自分でやり切った」経験が、自立への第一歩になります。