中学1年生に向けた定期テスト勉強方法
こんにちは。こんばんは。
学習塾Study at塾長です。
今回お届けする内容は「中学1年生に向けた定期テスト勉強方法」です。
当塾の周りの中学校は下記が期末試験の日程です。
・鶴城中学校 6/17~19
・西尾中学校 6/12~14
・平坂中学校 6/12~14
来週テストがある中学校では本日からテスト週間に入ります。
今回は、西尾の中学1年生、その親御様に向けた内容です。
今回、期末テストということで、9科目のテストとなります。
中学1年生は中学生に入り、初めての定期試験となります。そのため、どのように勉強すればいいのか戸惑います。
小学生の頃は、ドリルテスト、努力賞テストなどと呼ばれていたテストが月1で漢字と算数を交互にテストが行われていました。
小学生ということで、どのように勉強すればいいのか考える力もまだ身についてないことから、
学校側からテスト練習プリントなどがテスト前に何回か宿題にだされて勉強します。
4~5回ほど宿題にだされることで、半強制的に勉強をするため、何度も同じ問題を解きます。
だからこそ、きちんと宿題をやっている子は80点以上を取れたり、満点を取れたりします。
しかし、小学生の頃に宿題をきちんとできておらず、テストでいい結果を出せていない方は中にはおられると思います。
中には宿題はきちんとやっている子でもテストでいい結果を出せない子もいます。
その子は、宿題をきちんとやっていると勘違いしている可能性があります。
宿題はただやって、提出すればいいわけではありません。
テストでいい結果を出せていない方は、宿題をやっている際に、できていない問題が多々あると思います。
その、問題を解けるようにしているかが、とても重要です。
テストでいい結果を出せている子は、この点が優れている、もしくはきちんと他者から指摘されて、勉強を行っています。
小学生の頃に80点を取れていなかった子は、中学生になってから更に学力は落ちていくと予想されます。
なぜなら、本来小学生の頃に、経験することができる、「勉強をしてテストでいい結果を出すという経験」ができていないからです。
この経験ができているかできていないかで、雲泥の差がでます。
勉強をしてテストでいい結果を出すという経験というのは、勉強をしている際に解けなかった問題があれば、解答解説を見て理解し、再度自力で解いたときに解けるようになっている状態まで勉強をするということです。
小学生の子が、初めから足し算ができるとおもいますか?漢字を書けるようになると思いますか?
違います。
何度も同じ計算問題を解き、解けるようになったり、何度も同じ漢字を書いて書けるようになります。
何度も努力をして、できるようになるということです。テスト勉強は、この努力をテスト週間にどれだけ詰め込めるかが鍵となります。
中学生はプリント形式ではなく、学校で購入した教材を使用して勉強することになります。
テスト範囲が配られ、課題がでます。その課題をやれば、テストで良い点数をとれるというわけではありません。
テスト範囲にも書かれていたりします。
「課題を何回か繰り返して解くこと」
と。
大切なことは、同じ問題を何度も解き直すことです。
小学生の頃の勉強と何も変わることはありません。
小学生の頃は、宿題として何度もプリントを出されて解いていたことを、中学生になってからは、自分でノートに何度も解くことが必要になります。
下記におすすめの勉強方法を3つ紹介します。特に、勉強が苦手で、小学生のころもあまりいい結果を出せたことない子に向けた勉強方法です。
①答えを見ながら進める→見開き1ページ進めたら再度最初から何も見ずに解き直し
例えば、数学という科目の勉強をするとき
テスト範囲には、教科書P〇〇~P〇〇、プリント〇〇、ワークP〇〇~P〇〇など
色々書かれていると思います。
勉強が苦手な子は、課題であるワークを最優先で勉強を行うでしょう。課題を提出する必要があるため、課題をやらないといけないと思うことは自然なことだと思います。しかし、数学が苦手で、授業でやっていたことが全く分からない状況で、ワークを解こうとしても、全く解けず、進まないでしょう。
割りきって、最初から解答解説を見ながら解き進めてもいいでしょう。生徒の多くは、答えを見ながら解いていくことが悪いことに感じる方が多くいます。ですが、答えを見ながら解き進めていくことと、先生に聞きながら解き進めていくことは、何も変わりません。
絶対にやってはいけないことは、「答えを丸写しすること」です。
②やることを1つに絞りましょう。
テスト科目は9科目です。すべての科目を満遍なく勉強しようとすると、時間が足りません。
そのため、まずは一つに絞って勉強することがおすすめです。
勉強が苦手な子にまずは必要なことは、勉強したことによっていい結果を出せたという成功体験です。
成功体験から勉強の意識は大きく変えられたりします。
まずは、1つの科目でも80点以上を目指して勉強を頑張ってみましょう。
それ以外の科目が全く勉強できていないと焦る必要もありません。切り捨てて行きましょう。
今回の目的は成功体験ができ、勉強意識が向上してもらうことです。これは、未来への投資です。
③すべての範囲ではなく、一部に絞りましょう。
どの科目にも応用できますが、まずは少しでも今までより点数を上げたい方は、30点台から平均点を超えたい方におすすめです。
社会、理科など、1つの科目のテスト範囲全てを満遍なく勉強しようとしなくても、平均点以上をとることはできます。
基本的には、テストはテスト範囲全体から出題されます。
先生たちは、偏ってテストを作成しません。
そのため、全部の範囲を勉強せずとも、例えば半分に絞って勉強しても50点以上を取れる可能性はあります。
よくある失敗が、全範囲を勉強しようとして、全然時間が足りず、一つ一つの演習量が1回程度になってしまっている状況です。
この状況ではなかなかテストの点数があがりません。
そして、この勉強を行っている子は、永遠とこの勉強をし続けていく傾向があります。
私はまずは、「4分の1の内容を完璧にしろ!」とよく言います。
その方が、勉強を頑張っている感覚も感じられますし、解ける問題も増えてきます。
その、気持ちがより勉強を頑張ろうと思え、さらに次の4分の1の内容も完璧にできるようになります。この積み重ねが大切です。
まずは、良い勉強サイクルを作ることが大切です。
勉強してるけど、解けるようになっている問題があまりないという状況の方は範囲を絞って何度も繰り返し演習を行いましょう。
今回は以上です。